国際交流基金アジアセンターでは、現在「多文化共生プロジェクト2021 カラダでつなぐ、ASIA」を実施中です。
郷土芸能は日本各地に多種多様に伝わっていますが、後継者不足をはじめ様々な課題を抱えています。
一方、アーティストをはじめとした他分野の人々や地域に住みながら郷土芸能と関係を持っていなかった人々など、関心を持つ層は増加しているにもかかわらず、郷土芸能団体と関心を持つ層が互いに知り合う機会が少ないという問題もあります。
そうした状況を踏まえ、郷土芸能と最も隔たりがあり、かつもし交流することができたら意義のある相手は誰かということを考える中で、日本各地で暮らす外国人在住者の存在が浮 かび上がりました。
今後ますます多様な文化的バックグラウンドを持つ人々が増える日本で、郷土芸能と外国人在住者をつなぐこと、郷土芸能を通じた「多文化共生」はどのように可能か、また地域を 越えて郷土芸能に関わることはできるか、など様々な観点から、郷土芸能の担い手の皆さんや日本語教室関係者とともに話し合うコミュニティグループを立ち上げました。
是非ご参加いただき、ご意見やお考えをお聞かせください。
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